4月14日ホテルパークにてモラロジー経済同友会総会が出席者51名、委任者61名で開かれました。
長谷和治同友会会長「経済と道徳は一体、会員共々成長を!」澤田栄作名誉会長は「先祖のお陰」、中村修一県協議会副会長は「信頼される企業に!」との挨拶がありました。
本日の議事は、平成20年度の事業報告並びに会計報告の承認、平成21年度の事業計画案と予算大綱案が上程され、四議案共、無事に会員の承認を受けて成立しました。
平成21年度の主な事業では、本日の総会及び記念講演を始め、8月27日(木)経営セミナー、平成22年1月20日の新年講演会互礼会が計画されていま
す。
総会の後、記念講演が行われました。小松製菓取締役社長、小松 務講師が演題「不況を生き抜く経営」と題して講演がありました。
小松講師は年商3000万円の時代に事業の拡大を思い、2800万円の菓子製造機の導入を計画し発注しました。しかし、機械の稼働までには7年の歳月と4800万の投資になってしまいました。しかも、その機械で作った菓子(せんべい)は食べても味がまずくて、スーパー等の売場に売れ残りが続いたことで、経営のあり方を再考し、高価な機械も6万円で処分し、心を込めた手作りの製法にして販売方法も大型店への販売を止め、直接販売とインターネット販売に切り替え安定した経営に移行していったとのことでした。

この間、小松講師は、モラロジー本部を受講し経営相談を受けながら、道経一体の経営を学ばれました。
企業経営は、・善い人との出会いと自分は相手の幸せを思う人になること
・地域社会に受け入れられ、その地域にあったお客様本位の経営
・社員には、喜んで働ける会社
・財政がしっかりしていて、借金をしない会社

企業がどこまで伸びるかは、経営者の器によって決まる。その基本は、「人間愛」であると結ばれました。

戻る
平成21年度 総会                 
モラロジー経済同友会