岐阜県                    
モラロジー経済同友会

新年記念講演会開催        於いて2008年1月23日 ホテルパーク

日本道経会東海主催 岐阜県モラロジー経済同友会共催の新年講演会が1月23日ホテルパークで200人が出席して開催いたしました。
はじめに中村修一会長挨拶、澤田栄作顧問の挨拶があり、モラロジー研究所顧問、岩田啓成講師により「思いやりの座標軸ー感謝と祈り」と題して講演がありました。

岩田講師は、昨年「偽」という一文字に現れた様に企業(特に食品)における偽装が発覚して社会問題になった。これらは、ただ儲ければよいという考えから道徳性を入れた経営へと言うことで健全な企業を紹介した。ミツカン酢では、三方良し、安全、利益を社会に還元の経営。松下幸之助氏、十川ゴムの十川栄氏による人を育てる経営。出光では、業績が悪いときでも社員を大切にして、決して解雇はしなかったなど・・・数社の話がありました。
次に体験として、ある医院で医師不在の時におこなった医療事故における保証問題で争っているとき、瑞浪センター受講を院長夫婦で受けられ、いろいろの助言を得られて、利己心ではなく被害者の立場に立って相手と接したとき、こちらの思い通りの方向で和解が出来たとのこと。
終わりに道徳心(思いやり)の経営で道徳心と利己心、二つの心は同時には使えない。その道徳心を一分でも十分でも多く使うこと。祈りの心は大きな力がある。感謝と祈りだ。と語り、一時間半の講演が終わりました。

この後、席を移し、懇談会が六十名ほど参加し、各異業種の人たちとの親睦を計り無事終了いたしました。